2011.6.8 共同で使うということ
農業をやるにはお金がかかります。肥料や農機具、出荷時の梱包費など、経費はさまざまですが、一番お金がかかるのが、「機械」です。トラクターや田植え機、草かり機・・・以前も書きましたが、いいものを買おうとすると、数百万します。
そこででてくるのが「仲間で共有する」という案です。
傍目から見ると合理的でいい考え方に思えます。
しかし、やはり共同で使うとなると、自分が使いたいとき使えない可能性もあるし、使用頻度が高いため故障しやすいかもしれません。故障のときの責任の問題なども面倒です。
(夫も経験あるようですが、共有、または人から借りたものを壊してしまう、というのは、ほんとに嫌なものだそうです。)
最近の政府の案でも、点在する農家を集約して大規模農家にしていくという方向で進んでいます。
これも確かに傍から見れば合理的に見えます。
しかし、農家になって思うのですが、畑にしろ、機械にしろやはり皆、「自分のもの」が欲しいのではないでしょうか。そして自分のものをもつことは、それに対する「愛着」と「やる気」に絶対つながると思うのです。
現に、大規模集約に反対したところほど農地が残っているという例があるそうです。大事なのはやはり気持ちの問題なのではないでしょうか。
自分の畑を自分の裁量で管理する、これが農家にとって基本で、そして一番の魅力のような気がします。
小さくても「一国一城の主」ということです。
「自分の」トラクター。愛着が違います。

そこででてくるのが「仲間で共有する」という案です。
傍目から見ると合理的でいい考え方に思えます。
しかし、やはり共同で使うとなると、自分が使いたいとき使えない可能性もあるし、使用頻度が高いため故障しやすいかもしれません。故障のときの責任の問題なども面倒です。
(夫も経験あるようですが、共有、または人から借りたものを壊してしまう、というのは、ほんとに嫌なものだそうです。)
最近の政府の案でも、点在する農家を集約して大規模農家にしていくという方向で進んでいます。
これも確かに傍から見れば合理的に見えます。
しかし、農家になって思うのですが、畑にしろ、機械にしろやはり皆、「自分のもの」が欲しいのではないでしょうか。そして自分のものをもつことは、それに対する「愛着」と「やる気」に絶対つながると思うのです。
現に、大規模集約に反対したところほど農地が残っているという例があるそうです。大事なのはやはり気持ちの問題なのではないでしょうか。
自分の畑を自分の裁量で管理する、これが農家にとって基本で、そして一番の魅力のような気がします。
小さくても「一国一城の主」ということです。
「自分の」トラクター。愛着が違います。

スポンサーサイト