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2013.6.28 やっぱりハウス

ハウスのピオーネ、すっかり大きくなりました。

毎年言ってますが、つくづくぶどうは作るものだと思います。
房作りや、粒ぬき、種を入らなくするためのジベレリン処理(自然系のホルモン剤をつける)などを経て、ようやくこの形になるわけです。

私はまだまだですが、夫はもう6年、ぶどう作りをやっていろいろと作り方のポイントなどわかってきているようです。

しかしながら、農業は天候との格闘で、やれ低温だ、霜だ、雨が降らないなど天候に振り回されっぱなしです。

でもハウスは、それがありません。ビニールで覆われているからそれだけでも暖かいし、暑ければ開ければいいし、雨が防げるから病気になりにくいし、雨が降らなければ灌水します。

つまり天候に左右されず、農家が思ったとおりのぶどう作りができるのがハウスなのです。

いつもシーズン中のハウスの開け閉めが大変で、ハウスなんてなければいいのに、と思ったりしたこともありますが、最近になってようやくハウスの偉大さ(大げさ)が色々とわかってきました。。。

ただ、夫は「ハウスなら雨の日でも作業できるからいい」なんて言ってますが、私としては雨の日ぐらいは休みたい、というのが本音です。
(もちろん雨の日で休むこともありますよ)

pi_512.jpg
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2013.6.17 便利な小道具

こちらはデラウェアの畑。
ただいま、枝を誘引、縛りつけしています。

家庭菜園でトマトなど植えているときも、支柱と枝を結びますが、あの作業です。そしてさらにぶどうでは枝が混んでこないよう、日当たりのよい方に枝が伸びるように止めていきます。

そこで活躍するのが、写真の「テープナー」という道具。文字通り枝をテープで縛りホッチキスでとめるものです。手でテープを持って止める作業だと両手が必要ですが、これがあると片手でできます。
メーカーはホッチキスで有名なMAX(マックス)。農業分野にも商品出してるんですね。ただ、文房具ほどの需要がないせいか、1個7000円ぐらいします(!)高い・・・。

しかも結構繊細で、ちょっと落したりしただけで、歪んでかみあわせが悪くなったりするので、便利なものの、結構気をつかうのです。

農作業の道具は外で使うのものなので、頑丈に丈夫に作っていてほしいものです。
(となるともっと値段が高くなるのかなあ)

IMG_3480_512.jpg

↑手に持っているのがテープナーです。


2013.6.7 ワイン ~ブラッククイーン&ナイヤガラ~

加工ぶどうを作って地元のワイン会社「アルプスワイン」に出荷しています。

今まではナイヤガラというさわやかな甘い香りの加工ぶどうをメインで作っていましたが、一昨年からブラッククイーンという種類のぶどうも作って出荷をはじめました。

このぶどうのワインが結構人気があり、おいしいと評判のようで、地元の雑誌にも取り上げられたりしています。
名前の通り、濃い色の赤ワインで、これは辛口ですがさらっと飲みやすいおいしいワインです。
やっぱりお肉に合うような感じ。

写真を見ると、あれ、空っぽ?(右)
そう、この写真を撮る前に、先日庭でバーべキューしたときに飲んでしまいました。。。

夕暮れに外で飲むワインもまた格別なんですよね~。
それにワインって開封したときが一番おいしいと思うので、開けたら何人かで飲みきりたいものです。

値段は1500円程度。国産ですし、まだ手の届く値段かと思います。
何より、うちのぶどうが入っている(かもしれない)ことが一番のポイントです!

それにしてもスーパーなどで見る外国産のワインって安すぎる、と思います。
500円とかでもありますよね。
はるばる海を渡ってきてこの値段?!と驚いてしまします。
労働者にしわ寄せがいってないといいのですが・・・。

そして信州でもおなじみのナイヤガラのワイン(左)、やっぱりこれはおいしい!香りがすごくいいんです。
全国的にももっと知られてほしいなあ。

機会があれば、皆様もぜひお試しください。
国産ワインもレベルが高くなってきているようですよ。

wine.jpg

プロフィール

kawaguchi

Author:kawaguchi



田舎暮らしに憧れ、2007年に奈良から長野県・松本市に移住してきた5人家族です(娘14歳、息子11歳、次女9歳)。

移住してきて始めたぶどう・りんご園について、信州での暮らしについて綴っています。よろしくお願いします。

川口広平(かわぐちこうへい) 
(このブログは主に妻・恵美が担当しております)

ホームページもご覧ください↓



http://kawaguchinouen.jp/





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