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2013.5.27 デラウェア

先述のとおり、今年からデラウェアぶどうの畑も借りることになりました。

5月も下旬を過ぎ、いよいよ作業も本格化してきています。

まずはまだ2cmにも満たないぐらいの房の、「肩」と呼ばれるさらに小さい部分を一つ一つ切り落とす作業。
はっきり言ってかなり細かく、辛気臭い作業です。

ふと思ったのですが、デラウェアとはアメリカの州か地名だかの名前。ということはこれはアメリカのぶどう、ということになります。(実際、アメリカで発見されたぶどう、とありました。)

でもアメリカ人、この細かい作業、やってる?

・・・もちろんやっていないでしょう。こんな細かいことやるのは、日本人だけです。
日本では、形の美しさや食べやすさが求められているからです。

アメリカでは、ぶどうは皮ごと食べるそうです。(りんごも)

でも私は・・・果物はやっぱり皮をむいて、やわらかい、食べやすいところを食べたいなあ。

これって感覚が違うのかなあ?
日本人が繊細すぎるの?

なんでだろう。。。


↓この小さな房がデラウェアのぶどうになります。出来上がりまではまだまだやることいっぱい。長い道のりです。
derakata_512.jpg
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2013.5.27 カッコウ

今の時期、このあたりではカッコウがよく鳴いています。

さわやかな五月晴れの中、「カッコー、カッコー」というさえずり。
本当に爽やかで歌にあるように高原の鳥、という感じがします。

ですが、よくよく聞いてみるとおなじみの「カッコー、カッコー」のあとに時折「・・・クァカケケケケ!」という醜い鳴き声を出しています。

私も夫から聞くまで気付きませんでしたが、注意して聞いてみると確かにたまに「カッコー、カッコー、・・・クァカケケケケ!」と鳴いています。

なんか妖怪の声ような(聞いたことないけど)醜い鳴き声。

カッコウという鳥は托卵(たくらん)を行います。托卵とはよその鳥の巣に卵を産んで、その鳥にヒナを育てさせるというもの。先に生まれるカッコウのヒナは、あとから産まれたその巣の鳥のヒナを外に落として、自分だけを育ててもらうのです。

なんて厚かましい・・・。

「・・・クァカケケケケ!」は、なんだかその片鱗が見えるような、そんな鳴き声です。
これがよく知られていたなら、カッコウのあの爽やかな歌も生まれなかったのでは・・・

と思いながらも、やっぱりさわやかな鳴き声をすがすがしい思いで聴いています。

kakou2.jpg
↑なかなか撮影は難しい。これはネットで調べた「カッコウの画像」にあったもの。長い尾が特長。

2013.5.17 田んぼ

今年の田植えが終わりました。田植えが終わると一安心。さあ今年も忙しい時期が始まります。

田植えの機械は持っていないのでいつも人に頼んでいます。もちろん立ち会って、田植え機が動きやすいように畑をならしたり、苗を渡したりします。

どうしても機械で植えられない隅っこの方などは手植えになります。
今回私も初めてやってみました。

まず、絶対必要なのが田んぼ用の長靴。上部に足が抜けないように締められるバンドがついています。
普通の長靴で田んぼに入ったら・・・長靴はぬげて置いてけぼり、足はどろんこ、になります。
いっそのこと裸足がいいのかも。
足を動かすのにかなり力がいるので驚きでした。方向転換しようとしたら痛めている膝にくる・・・。

水の張った田んぼは本当にきれいです。

今年もお米は安心、かな。
tanbo_512.jpg

2013.5.2 りんごが・・・

今年はいつまでも寒く、先日の日記のとおり、4月に積雪もありました。
朝晩も冷え込んで、天気予報では連日霜注意報がでています。

実際この冷え込み、霜でこのあたりの農作物にかなりの被害がすでにでているのです。
ニュースによると被害額は数億円レベルだそうです。
このあたりで長くりんご農家などしている人も経験がないレベルだとか。

りんごなど花が咲いてはいますが、めしべがダメになっているとか、梨はもう全滅というところもあるそうです。
ぜ、全滅・・・?恐ろしい言葉です。

うちのりんご園も花は咲いていますが、実がつくのか・・・どうなんでしょう。
りんごの中でも比較的ふじはまだましのようですが。
早い時期に出来るりんごなどはすっかり花が咲いていたのでよくないようです。

その後の対応策として、「摘果はしない」「人工授粉する」など残った実を大切に育てる、というような内容の通達が出てましたが・・・

「共済」には入っていますが、本来の収入を補う額ではありません。

気候に対してはどうしようもない。毎年思います。

どうなるのか見守るばかりです。。。

ringosimo_512.jpg

りんごの花。見た目はきれいに花が咲いていますが・・・

プロフィール

kawaguchi

Author:kawaguchi



田舎暮らしに憧れ、2007年に奈良から長野県・松本市に移住してきた5人家族です(娘14歳、息子11歳、次女9歳)。

移住してきて始めたぶどう・りんご園について、信州での暮らしについて綴っています。よろしくお願いします。

川口広平(かわぐちこうへい) 
(このブログは主に妻・恵美が担当しております)

ホームページもご覧ください↓



http://kawaguchinouen.jp/





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